帯状疱疹で悩んだら【ゾスターナビ】
帯状疱疹,予防

帯状疱疹の予防

誰でも病気になるのなんて嫌ですよね。特に病気が直った後に更なる病気が発症するなんて驚きですし、その痛みとずっと付き合わなきゃならないなんて辛いです。帯状疱疹後神経痛に悩まされるのが怖い、痛いのは嫌という方がほとんどだと思います。帯状疱疹の予防についてご紹介していきます。

どうしたら帯状疱疹に罹らなくて済むの?

関連ページでもご紹介させていただきましたが、帯状疱疹は免疫力が低下したときに、眠っていた水痘・帯状疱疹ウイルスが再度活性化して発症するものです。その活性化をさせないためには免疫力の維持、ストレスを溜め込まない、規則正しい食生活など様々な対策があります。

予防接種

水痘・帯状疱疹ウイルスと闘うための抗体を、ワクチンを打つことで、体の中に予め作っておきます。

ワクチンを打ったからといって絶対に発症しないわけではありませんが、再度ウイルスが活性化したときには神経痛などの痛みや皮膚障害が重症化しにくくなります。

水痘・帯状疱疹ワクチンの予防接種料金は保険適用外のため、各病院にもよりますが、一回の接種につき7,000〜10,000円以上になることもあります。

免疫力を高める

免疫力を高める、また維持するためには基本的な生活から見直すことが重要となります。その基盤となるライフスタイルを一つずつ見ていきましょう。

栄養の摂れた食事をする

毎日の忙しい合間を縫って、バランスの良い食事をするのはとても大変だと思います。ですが、そのために栄養が偏り、免疫に必要な食物が摂取できず、免疫力の低下を増長させている結果に繋がります。

適度な運動を心がける

運動不足になると、体の細胞まで反応が鈍くなってしまいます。だからといって、行き過ぎた無理な運動は返って体にストレスを与えてしまいます。適度な運動をすることにより免疫細胞が高まり、体の中に進入してきたウイルスや、悪玉細胞を見つけるとそれらをやっつけてくれます。適度な運動を楽しみながら続けられるように、一工夫が必要になります。

十分な休養と睡眠

体を休めることはそれだけで免疫を高めることになります。ですが、ただの睡眠を摂るだけではだけでは免疫の向上につながりません。睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠という二つの型があり、レム睡眠は浅い眠りをいい、このときに人は夢を見るとされています。

ノンレム睡眠は対照的に深い眠りのことをいい、このノンレム睡眠が免疫力に関係しているのです。ノンレム睡眠の深い眠りが質の良い睡眠を生み、免疫力を高めてくれるのです。なので、10〜20分の休憩でも深い眠りを摂ることができれば免疫力は向上しているのです。

過度の飲酒は控える

肝臓には解毒作用があり、肝臓に運び込まれた毒素を分解してくれます。ですが、アルコールの摂り過ぎにより、その分解作用も追いつかなってしまい、そのため肝機能が低下し、肝臓の免疫力が低下します。

肝臓の免疫力が低下することにより、癌の発症率が上昇したり、呼吸器系の感染症を併発させます。毎日の飲酒をされる方は休肝日も作って、肝臓を休めさせてあげてはいかがでしょうか?

ストレスを溜め込まない

楽しいや面白いなど、笑いによって生じる快いという感情と、ムカつきや怒りなどの不快という感情で、脳はストレスを感じるか、そうでないかが変わってきます。笑いにより受けた快いという感情は免疫力を高め、不快な感情をキャッチした場合はストレスに変わります。笑うということだけで免疫力を上昇させ、ストレスも解消してくれるのです。一日のうち、少しでも笑うことを心がけるとストレスも減少することでしょう。

喫煙はできるだけしない

煙草から放出される煙には数百種類もの有害物質(ニコチン・一酸化炭素・タール)が含まれていて、人はそれを煙に変えて、体の中に取り入れているのです。取り込んだ有害物質たちは肺の免疫細胞である肺胞マクロファージに影響を与え、免疫力の低下を招き、癌などを発症させてしまう可能性があります。

  • <症状と治療>帯状疱疹の原因・感染など
  • <予防と対策>帯状疱疹の食べもの・ワクチン接種と予防など
  • <帯状疱疹の関連疾患>ヘルペスや水疱瘡・膠原病など
  • <帯状疱疹と間違えやすい病気>皮膚炎や蕁麻疹・風疹など
  • <帯状疱疹Q&A>質問と回答について

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